風呂上がりのおっさんの脱衣場ブログ。

アクセスカウンタ

zoom RSS 川を渡る女と 見解を逆転させうる仮説の存在

<<   作成日時 : 2016/08/27 22:44   >>

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 2

何度か書いたけど 物事ってのは
あらゆる経緯の積み重なり、それによって
時に目立った部分のみを切り取られた部分を
他人が知り、

また あらゆる経緯によって形成された一個人の
価値観から どういう風に広げ どんな見解を導き出すか、
っていう 答えを出す。

その答えがまた他人の価値観に影響を与えて…
世の中はそういうものの繰り返しで形成されていて
僕は一言でその流れを「因果」って呼んでる。

その流れの先端を 人は
善、悪、優、劣、なんていう風に形容する。

その先端から 物事の道徳や定義として教わってきた人は
それを掘り返す、追求する
「真理究明」を行う際、初歩的な部分としての論題が
「善(正義)とは何か?悪とは何か?」といった話だったりする。


どんな物事も それだけの話ではなく
その前にも後にも色んな事が繋がってる。


「ある一件」という課題に対し 人間は
その一件が起こるまでの前後、経緯を全て知ることは出来ない。

だから「情報」を集めたり
「仮説」を立てたりするわけだけど。


去年12月に僕が「川を渡る女」を例に挙げて
(このような行動を取った)この女Bが嫌いだ、
って答えを出したけど。


あれから少し反省してみて

「墓まで持っていくつもりで秘密を守るなら」
って案を上げたけど
仮にこのBが責任を持って Aを傷つけうる事実を
隠し通そうとしても

事実を知るもう一人であり、当事者の一人であり、
貞操意識や 他者への尊厳を軽視してそうな
チャラ男のDが いずれAに明かしてしまう可能性もある。

その頃にはAとBの間に子供も出来てて
Aは「それを知っていれば結婚しなかったのに…」と
傷つけるに留まらず、後にも引けない後悔すら
出来てしまうかもしれん。

その仮説から見れば 早いうちにBが
正直に明かし、Aに選択肢を与えたことがまだ
正解だったように見えてくる。



あるいはDが交渉を持ちかける際
「選択の自由をBに委ねただけ」に見えたけど、もしも
この交渉に乗らなければいけない、と思わせるような
口説き、心理操作を試みたとしたら。

あるいは橋が壊れてからのAの行動
仮に文通が可能だったとして
どのような意思や姿勢をBに発信したか…
「しばらく会えないけど一緒に頑張ろう」
とかだと思ってたけど もし
「会えなくて辛い」みたいな 弱み、甘えを見せて
Bに慈愛の精神を発生させた、不安にさせた、とかだったら…。


もし件の経緯にそういう条件が存在して、
情報を知ったりすれば 見解も変わる。
誰が一番悪く見えるか…と。


まぁこの話は創作だから。
作者が裏設定を秘めたりしていなければ
書かれていることが情報の全てで
それ以上の推察は仮説でしかない。
仮にその条件を事実として扱うにしても
「後付け設定」であり、
最初にこの話について考察していた頃に
その条件は「見えなかった」ではなく「無かった」のが事実。

これが「実話」と「創作」の違いやな。


「オズの魔法使い」の二次創作?である「ウィキッド」では
本編の悪役の経緯が描かれた話。

日本で言うところの、
「桃太郎」の鬼の悪事の理由や
悲しい背景を題材にした作品、みたいな。

まぁこれらは「創作」で いくらでも設定を改変、加筆できる。



例えば実際の歴史を元にした創作。
例えば三国志、本能寺の変、関が原、とか。
なるだけ忠実に描いた話だとして。
表現者はあくまで「文献」に書かれた内容を引用するまでで
実際に目のあたりにしたわけではない、というか出来ない。

仮にタイムトリップして過去へ飛んで
実際に事実だったと目のあたりにしたとしても
それらに関わった人間の心境、思惑、全ては知りえず
「創作」するときそのキャラクターの心情を書くとしたら
やはり表現者の想像の範囲で書く事になる。



話がずれてきたけど。




とある人の書き込み

「ある著名人の男が
 『俺は嫁一筋だ。一度も浮気はしたことがねえ』
 とか自慢げに言ってたけど
 そもそも浮気しないのは当然だろ。
 それが偉いみたいに言うのがおかしい」

著名人にとっては
普通は浮気ぐらいするという認識である、
という前提で書かれてるけど。

もしその「普通」が周りの環境に基づいたものだったら?

僕が属してる会社 B社ではなんか
浮気するのが結構普通、みたいな感じで
話してる人が居る。妻子持ち。
男だけの職場で
女性の意見がその場には無いから
その考え方を否定するものが居なくて。
「浮気を詮索してくる女が鬱陶しい。何なんだよ」
みたいなことも言ってる。

もしこんな環境に居たら、
「(周りの人間は浮気してたが)
 自分は一度も浮気したことない。」
とか 胸を張って言いたくもなるなと。





「深イイ話」で見たんだけど。
人間は生まれながらにして善である、という解釈を
事実と証拠付ける一つの結果となったとある実験。

生後間もない赤ん坊数十人にビデオを見せる。
内容は図形に目玉が付いただけの
シンプルなキャラクターによる人形劇で

・1体目のキャラクターAが
 坂道を登ろうとしているが中々登れない所、
 後ろからやってきた2体目のキャラクターBが
 Aの背中を押して手伝って登らせた。

・1体目のキャラクターが
 坂道を登ろうとしているが中々登れない所、
 坂の上から2体目のキャラクターCがやってきて
 Aを押して邪魔して坂の下に追いやった。

この2つの映像を見せた後、
赤ん坊に 手伝ったキャラ、邪魔したキャラの
どっちが好きか選ばせたら
ほとんどの赤ん坊が前者を選んだ、という。


まぁ現実に起こることで
善悪なんてこんな単純なものではなく。

もし山の上 登った先にあったのが
マグマの溢れた危険な穴だったら?
 その事実を1体目、2体目それぞれが
 知っていたか知らなかったか。
  もし1体目が知ってたならどういう理由で近付こうとしたか。
  2体目はどういうつもりで推進、邪魔をしたか。

この場面で 悪の抽象のように描かれたCだけど
もしこの以前にAにひどい仕打ちを受けてたら?

Aにとって憎き相手であるDが山頂に居て、
打倒のため向かってるとしたら?
 CがA,Dのどっちに肩入れしているか?


まぁ 真意、虚偽はともかくとして
条件が付加されると見え方や話も変わってくる。

想像力の限り
「解釈や見解を逆転させうる仮説」は無限に出てくる。

人が善悪、として判断してる物事は
知りえた情報、
少なからず他者によって影響を受けた価値観、
等から基づいて決めてる。に過ぎない。

人は物事の全てを把握出来ないし
それを判断する価値観や思想も
絶対 他人から教わったものに基づいてるし

そういう風に考えるとやっぱ人は
どれだけ博識であろうと
「知ってるつもりになってるだけかも」、
どれだけ立派に見える考え方を持ってようと
「因果によって そういう風になった」、の
範疇は出ないんやな。と思った。

上手く書けてるか分からん。




まぁ言いたいのは
目前の情報や解釈が全てとは限らない、ってこと。




で、次に問題視するのは。
それが特に重要ではない場合が多い。ってこと。

人が ある件を 善だ、悪だ、事実だと聞いて
あぁ、そうなんだろうな。
となるまでで。
本当にそうか?と疑うことは少ない。


こういう書き方するとちょっと
簡単に信じる聞き手が愚か、みたいな風になるけど。


そもそも人には真意を追求する義務も責任も無い。
かどうかは知らんが多分それがあると思う人は少ない。


改変された事実、偏見のある解釈を
世間に信じられたとして。
それで不都合になる立場が
理解を得る、伝達する努力をする必要が出てくる。
まぁその辺は別の機会にでも書くとして
とりあえず今回はそんな話。


テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
面白い

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
炎上した TRPG無償絵師募集問題についての見解
会話とサイコロの目で物語を進めていく 「テーブルトーク・RPG」って遊びがあって それで完成した物語を 小説や動画といった媒体にしたものを リプレイ って言うんだけど。 ...続きを見る
風呂上がりのおっさんの脱衣場ブログ。
2017/03/19 20:16

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
人間は知覚した情報を解釈して、感情を付加して記憶するものである。
それは本能のレベルであって、何もしなければ宿命的なことである。
しかし、それを拒否すること、解釈をしないことも可能である。
人間の宿命は、実体験から善悪、優劣を判定して、他人と供給したりその価値を受け入れたり押し付けたりするのが自然であり、これが苦の発生の根源でもある。

楽しいのであればそれでも良いが、真意を追求するとその果ては悩むことが多い。
自分の頭で考えることは大切であるが、他の道があることも事実である。
あじさい
2016/08/28 17:05
自分の思考の善悪にも思いを馳せた方が良い

現実に自分が幸福に満たされていないのなら、己の生き方に疑問を持つべきである
ふむふむ
2016/08/30 08:27

コメントする help

ニックネーム
本 文
川を渡る女と 見解を逆転させうる仮説の存在 風呂上がりのおっさんの脱衣場ブログ。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる